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撮って出し映像/社内イベントの映像に関して情報発信しています。

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感動の瞬間を、“今”伝えるために。

現場にしかない真実を、映像で伝えたい。

私は今でも、現場に立っています。
イベント当日の朝、搬入口に立ち、スタッフと一緒に機材を運び入れます。


ケーブルの一本、照明の角度ひとつまで気を配りながら、空気の張りつめ方を肌で感じいます。
そこには、机上の企画書や打ち合わせだけでは見えない「リアル」があります。
GROWSの撮って出し映像は、そうした現場のリアリティをそのまま伝えるために生まれました。

もともと私は、キャリアのスタートを飲食の現場で切りました。

飲食店のホールに立ち、厨房に立ち、汗を流しながら働いていました。
お客様の表情を見て、仲間の動きを感じ取りながら、瞬間瞬間で判断を積み重ねていく。
現場はいつも“生き物”で、決して思い通りにはいかないことをたくさん勉強させてもらいました。

しかし、その中でしか生まれない「人の力」「チームの力」がありました。
あの現場感覚こそ、今の映像づくりや私の社内イベントづくりの原点とも言えます。

イベントの現場もかなり似ています。
予定通りに進行しないこともあるし、想定外のハプニングも起こります。
でも、だからこそ、その瞬間の人の表情や空気の変化には力があるとも思うのです。


受賞者が震える声でスピーチする瞬間や上司が涙をぬぐう姿、
仲間同士が笑いながら肩を叩き合うシーン。ちょっと失敗してしまっても笑いに変える明るさや、受け止めてくれる仲間たち。
それは台本には書けない、かけがえのない企業の物語です。
私たちGROWSは、その生きた物語を、その日のうちに届けるために動いています。

撮って出し映像は、スピード勝負です。
撮影と同時進行で編集を進め、数時間後にはスクリーンに完成映像を映し出す。
裏では、撮影・音響・照明・編集・演出、すべてのチームが秒単位で呼吸を合わせて動いています。
私はよく「撮って出しは、現場の総力戦だ」と言います。
一人でもズレれば成立しない。
全員がその空気を共有し、同じ温度で走り抜ける。
その瞬間に、チームの一体感が生まれ、イベント自体が生きた作品になるんじゃないかなとおもいます。

ただ早く仕上げることが目的ではありません。
GROWSが目指しているのは、「現場の熱を正確に伝える」こと。
イベントが終わる頃には、感動がすぐ映像となり、エンディングで再び共有される。
そのスピード感が、組織全体に“誇りとつながり”を生み出すのです。


映像を見た社員が「この会社で良かった」と感じ、
次の日の朝、少し誇らしい気持ちで出社する。
その変化を生み出すのが、撮って出し映像の力です。

現場で働いてきたからこそわかります。
人が心を動かされる瞬間は、準備されたものではなく、
人が真剣に何かを想い、行動したその瞬間に宿ります。
私たちがカメラを構えるのは、その一瞬を逃さず捉えるためです。
どんなに技術が進化しても、
最も重要なのは「人の目」と「現場の感性」。
その感覚を大切にしているからこそ、GROWSの映像は体温を持っていると自信があります。なぜなら私に体温があるからです。

イベント制作は、裏方の世界です。
でも、裏方が本気で現場に向き合うことで、
主役である社員の皆さんが最高に輝ける瞬間が生まれます。
その輝きを、企業の財産として残します。
それが私たちの役割であり、誇りでもあると考えます。

私はこれからも現場に立ち続けます。
スタッフと汗を流しながら、その瞬間にしかない感動を映像に刻み、企業と人の“今”を未来へつなげていく。
GROWSの撮って出し映像には、現場を知る者としての覚悟と、仲間と創る誇りが詰まっています。

感動は、現場にしかない。
だから、私は現場にいます。
今日も頑張ります。

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