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撮って出し映像/社内イベントの映像に関して情報発信しています。

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撮って出し映像を導入した3社の声|インナーブランディングを動かした成功事例

事例1 広告系ホールディングスA社(社員規模 約1000名)

価値観の断絶を埋めるために導入したケースです。

A社は、組織の急拡大で部署の専門性が高まり、同じ会社でも文化が異なって見える状態に課題を感じていました。若手からは「何を大切にする会社なのか分かりづらい」、ベテランからは「新入社員との距離を感じる」という声が多く、インナーブランディングの強化が必要とされていました。

こうした背景から、入社式に撮って出し映像を導入。新入社員の姿、役員メッセージ、式典当日のストーリーを一本の映像にまとめ、エンディングで上映しました。

担当者の声

「上映の瞬間、会場が一体になったのを感じました。自分たちの会社が持つ温度感や誠実さが映像を通じて伝わり、新入社員が歓迎されている実感を得られたことが何よりの成果でした」

導入後、社内アンケートでは、新入社員の“会社理解”が大きく向上。翌年の採用活動でも、この映像を学生向けイベントで使用し、応募の質向上につながったといいます。


事例2 デジタル広告制作B社(社員規模 約900名)

会社の方向性が伝わらないという課題を解消したい。

B社は、多様な職種が混在し、プロジェクトごとに文化が異なるため、社員が共通して持つ“会社観”の形成が難しい状況でした。新入社員からは「どんな雰囲気の組織なのか分かりにくい」という声が増え、採用広報でも会社のリアルを伝える素材が不足していました。

入社式の場を“カルチャーの再定義の瞬間”にしたいという目的で撮って出しを採用。新入社員インタビューや役員が語る会社の未来像などをその場で映像化しました。

担当者の声

「映像は嘘がつけないので、会社の空気がそのまま表れます。理念の話だけではなく、働く人の表情や関わり方が映っていたのが印象的でした。既存社員が初心を思い出すきっかけにもなりました」

映像は採用イベントでも活用され、学生への印象が大幅に向上。会社紹介の説明がしやすくなり、採用チームにとって大きな資産となっています。


事例3 総合広告マーケティングC社(社員規模 約1100名)

採用応募が減少。会社の魅力を伝える手段が見つからなかった企業のケースです。

C社は、ここ数年で採用応募の減少に悩んでいました。理由を分析すると、「会社の特徴が見えづらい」「働くイメージを持ちにくい」という学生の声が多く、広報素材の不足が課題でした。
また、社内でも「若手のモチベーションが上がりにくい」「理念の浸透が弱い」という声があり、インナーブランディングと採用広報の両面で課題を抱えていました。

そこで、入社式の活気やリアルな雰囲気を可視化するために撮って出し映像を導入。受付、辞令交付、同期同士の交流、役員のメッセージなどをストーリー仕立てにし、新入社員の“最初の一日”を映像として残す形にしました。

担当者の声

「今まではどれだけ言葉で説明しても伝わらなかった会社の雰囲気が、数分の映像で一瞬にして伝わりました。学生からも“実際の空気が分かるので安心できる”という声が増え、採用への効果を強く感じています。新入社員の定着にも良い影響が出ています」

入社式後には、若手からのポジティブな声が増え、既存社員の参加意欲向上にもつながりました。


撮って出し映像は企業の課題を可視化し、未来への資産になる

  • 撮って出し映像は、会社の“空気”をそのまま見せることで、理念やカルチャーを言葉以上に伝えられる。
  • インナーブランディング、採用広報、新入社員定着など、複数の課題に同時にアプローチできる。
  • 入社式という特別な場で映像を上映することで、一体感が生まれ、組織の関係性が大きく改善する。
  • 映像は翌年度の採用素材やPRにも活用でき、企業が未来へ積み上げる“資産”として機能する。

まとめ】社内の取り組みを社外に発信することが、企業の未来をつくる

社内で行われている取り組みや文化は、外からは見えにくいものです。採用活動でも、学生や求職者が知りたいのは「どんな人が働いているのか」「この会社の空気感は自分に合うのか」という部分であり、理念や制度だけでは伝わりにくい情報が多く存在します。会社の日常や社員の姿、イベントの空気を社外へ発信することは、企業の魅力を立体的に届けるために欠かせない取り組みです。

特に入社式のような社内イベントは、企業文化が最も純粋に表れる瞬間です。そこに撮って出し映像を導入することで、会社の価値観や温度感をそのままコンテンツとして残し、社外に向けても発信できる資産へと変えることができます。社内イベントが社外広報に転用されることで、企業の発信力は大きく向上し、採用力の強化にも直結します。

また、日常の取り組みを外部へ発信することは、既存社員にとっても「自分たちの会社が社会にどう映っているか」を再認識する機会になります。誇りや帰属意識の向上につながり、インナーブランディング全体の底上げにも寄与します。
社内と社外をつなぐ情報の流れを整えることが、企業の成長スピードを高め、ブランド価値を長期的に積み重ねていく力になります。

今の時代、企業文化は“内向き”に閉じているだけでは外部に伝わりません。社員の取り組みやイベントを丁寧に可視化し、継続的に発信することで、社外に確かな存在感を示し、未来の仲間やステークホルダーに選ばれる企業へと近づくことができます。
社内の努力やストーリーは、発信することで初めて企業の資産になる。この考え方こそ、これからの企業成長の鍵となります。

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