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社内イベントを動画化するメリットとは? 資料では伝わらない空気感の価値


社内イベントを動画として残す企業が増えています。写真や資料だけでは伝わらない空気感や、社員の表情、会場の熱量をそのまま共有できるからです。本記事では、社内イベントを動画化することで生まれるメリットや活用シーン、撮影のポイントを分かりやすくまとめています。初めてでも無理なく取り入れられる方法や、ブランドづくりにつながる理由も紹介していますので、撮って出し映像を検討している方の参考になれば幸いです。


1章:なぜ今、社内イベントを動画化する企業が増えているのか

最近、社内イベントを動画として残す企業が増えています。

理由はいくつかありますが、一番大きいのは、社内コミュニケーションやエンゲージメントの重要性がこれまで以上に高まっているためです。働き方が多様化し、リモート勤務も広がる中で、社員同士が同じ空気を感じる機会が減っています。

そこで、イベントの雰囲気や社員同士のつながりを動画として残すことで、後から多くの人に共有できる価値が生まれています。

社内報や議事録だけでは、緊張感や達成感、会場の温度までを届けることは難しいです。文章では説明しきれない要素が多く、読み手の想像に委ねられてしまうからです。一方、動画には音や動きがあり、会場の空気がそのまま伝わります。さらに、新入社員や遠隔地の拠点メンバーにも同じ空気感を届けられるため、全社の温度差が減るという効果もあります。

動画化が進む背景には、映像の持つ「伝わる力」がこれまで以上に求められているという時代の空気があります。動画は特別なものではなく、企業の文化そのものを残す手段として広がりつつあるのです。


2章:動画化の最大の強みは空気感を伝えられること

写真や文章では残せない要素が、動画には自然と映り込みます。例えば表彰式の会場で、一人がステージに上がる瞬間に会場が静まり返る気配。仲間の名前が呼ばれた時に思わず立ち上がって拍手をする姿。スライド資料には絶対に残らない瞬間です。

さらに、動画には感情がそのまま記録されます。頑張ってきた社員が涙をこぼす場面や、同期同士で肩をたたき合う姿は、その場にいない人にも気持ちが伝わります。これが空気感の力です。何かを説明しなくても、映像を見るだけで感じ取れるものがあるのです。

企業文化は言葉だけでは伝えきれません。実際にどんな人が働き、どんな関係性を築いているのかを理解するには、その場の動きを見るのが一番です。だからこそ、動画は社風を伝える最もシンプルで効果的な手段になります。

この空気感は、外部向けの採用や会社紹介にも強く効きます。動画を見た人は、企業に対して自然に親近感を持ちます。やらせではないリアルな表情は、ブランドメッセージよりも心に残りやすく、企業理解を深めるきっかけにもなるのです。


3章:実際の場面で動画が価値を発揮する瞬間

例えば表彰式の映像では、受賞者の名前が呼ばれた瞬間に仲間が立ち上がり、笑顔で抱き合う場面があります。これは写真一枚では伝えきれない臨場感で、努力してきた時間や周囲の思いまでが映像に乗って伝わります。

また、キックオフイベントでは、全社員が同じ方向を向き、新しい目標に向かって動き出す空気が映ります。壇上のスピーチで涙ぐむ管理職。真剣にメモを取る若手社員。思わず拍手を送る人の姿。こうした瞬間は、企業の価値観や温度が自然と伝わる重要なシーンです。

ファミリーイベントでは、社員の家族が参加することで普段見えない一面があらわれます。子どもを優しく抱き上げる姿や、家族同士が笑顔で交流する景色は、企業のあたたかさを象徴する瞬間です。

このように動画が捉えるのは、企業文化そのものと言えます。社員の行動、会話、拍手、笑い声、会場のざわめき。それら全部が、見る人にリアルさと信頼感を生み出します。動画には、企業の内側に流れる空気を見える形で残す力があります。


4章:動画化することで社内外にどんな効果が生まれるのか

社内向けには、まずエンゲージメントの向上が期待できます。自分の会社のイベントが映像として残ることで、社員は企業の動きや取り組みに関心を持ちやすくなります。映像を見ることで、他部署の雰囲気や取り組みも理解でき、会社全体のつながりが深まります。

また、動画は後から見返すことができるため、参加できなかった社員にも等しく情報が届きます。多拠点展開している企業にとっては特に大きな価値で、距離の壁を越えた一体感を生む効果があります。

外部向けには採用活動が代表例です。説明会の冒頭に動画を流すことで、企業の雰囲気が一瞬で伝わり、学生が安心して話を聞けるようになります。資料だけでは伝えきれない部分が、映像なら自然に届きます。

さらに、企業紹介や営業資料としても活用できます。社内イベントの動画は企業文化をわかりやすく伝えるため、信用形成に役立ちます。動画は一度制作すると、採用、広報、研修など、多くの場面で使い回せる資産になるという点も魅力です。


5章:撮影や構成のポイント

動画化を成功させるポイントは、特別な演出をしようとしすぎないことです。リアルな表情や自然な動きが動画の魅力なので、作り込みすぎる必要はありません。むしろ、普段の姿を大切にしたほうが、見る側に伝わる力が強くなります。

押さえるべきシーンとしては、表彰やスピーチなどのメイン部分だけでなく、その裏側も重要です。準備を進めるスタッフの姿、出番を控えた緊張した表情、友人同士で談笑する時間。こうしたシーンこそ企業の素顔があります。

構成は、ストーリーが自然に伝わるように編集するのがポイントです。短尺の三から五分程度にまとめると、説明会や社内共有でも使いやすい長さになります。音声も大切で、拍手や会場のざわめきはそのまま残すことで臨場感が出ます。

撮って出しの場合は、イベント当日の流れを崩さずに記録し、その日のうちに映像として仕上げるため、現場の判断力とスピードが必要です。しかし、そのスピード感がリアルさを生み、見た人の心を動かす映像になります。


6章:動画化を検討する企業へのアドバイス

初めて動画を制作する場合、大掛かりなイベントでなくても問題ありません。むしろ、小さな社内集会や部署ごとのミニイベントでも十分に魅力ある素材が得られます。大切なのは、自然な姿が映る場面を残すことです。

社内への協力依頼は早めに行い、撮影が入ることで不安が生まれないよう丁寧に説明することが大切です。社員の自然な姿を残すためには、撮影する側の配慮も欠かせません。

動画をどう活用するかを事前に考えておくと、撮影のポイントも明確になり、無駄なく進められます。例えば採用で使う予定なら、若手社員の表情や会場の一体感を押さえることが重要ですし、社内啓発で使うなら、企業理念を感じられるシーンを多めにすると効果的です。

Brand Stock Moviesでは、撮って出し映像の制作から活用方法まで丁寧にサポートしています。初めてでも安心して依頼できるよう、企画段階から一緒に考えることも可能です。まずは気軽に相談してみるところから始めてみてはいかがでしょうか。


7章:まとめ

社内イベントを動画として残すことは、企業にとって大きな財産になります。資料では伝わらない空気感や、社員の真剣な表情、仲間を応援する温度感が、動画にはそのまま映ります。これらは企業文化を象徴する大切な要素であり、見る人の心に強く残ります。

動画化することで、社内外に多くのメリットが生まれます。社内ではエンゲージメントが高まり、部署間の理解も深まります。外部向けには採用や企業紹介で活用でき、企業イメージの向上にもつながります。動画は繰り返し使える資産なので、一度制作するだけで長く価値を発揮します。

どんな企業にも、社員の魅力や文化は必ず存在します。それをどう見せるかで、伝わる印象は大きく変わります。イベント当日の空気をそのまま届ける撮って出し映像は、その本質を最も自然に伝えてくれる方法です。

もし動画化を検討しているなら、一度試してみる価値は十分にあります。企業の雰囲気をそのまま映す映像は、想像以上に大きな力を持っています。Brand Stock Moviesは、その魅力を丁寧に引き出し、形にするお手伝いをしています。ぜひお気軽に相談してみてください。

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